3kmの持久走ロードレース大会の小学生の部で、参加した200名以上が1人を除いて全員失格になりました。
1人以外はなぜ失格になったのでしょう?
失格にならなかった1人はなぜ失格をまぬがれたのでしょう?
これはヒントが必要ですね。
- レースは中学生の部と小学生の部が混走でした。
- 中学生の部の出場者は速いランナーが揃っていました。
- 先導と最後尾にそれぞれスタッフが自転車で伴走していました。
- 公園の外周を使ったコースで、スタート兼ゴール地点は公園の中央部分にありました。
答えです。
- コースには分かれ道があって、間違いやすい状態だった。
- 先導のスタッフは中学生の先頭について、正しいコースを案内した。
- 小学生の先頭集団は中学生の最後尾と途中で大きく離れてしまい、レース中盤以降は案内が無い状態で走っていた。その結果、レース後半でコースを勘違いしてショートカットしてしまった。
- 後につづく小学生は、先頭集団につられて、1人を除いて同じくショートカットしてしまった。
- 1人だけ、他の小学生の集団から大きく遅れて最後尾を走っていた児童がいた。この児童には最後尾の伴走スタッフがついていて、正しいコースを完走することができた。
という顛末です。
ちなみに、持久走ロードレース大会のことをマラソン大会と良く言いますが、厳密には正しくないですよね。細かいですが。