2016年10月13日木曜日

スマートフォンでトッププロレベルの将棋の不正は可能か?

クイズとはちょっと関係無い話ですみません。

世間では、プロ棋士の三浦九段が局中、スマートフォンを使って不正をした疑いがあるというニュースが駆け巡っています。

スマートフォンの性能で搭載可能な将棋ソフトで、果たしてトッププロの対局で使えるレベルの有利な手が導けるかというのが議論になっています。性能不足の場合、どのような不正が可能かを考えてみました。実際、三浦九段が不正を行ったかどうかについては、判断できないので、あくまで思考実験です。

以下のようにすれば、極めて効率よくコンピュータの助けを借りることが可能だと思います。
  • 不正棋士の自宅なりクラウドなりに(スマートフォンよりははるかに)高性能なコンピューターを用意し、将棋ソフトをそこで動かす。
  • プロ対局のリアルタイム棋譜データの配信サービス(あるかどうかは知りませんが、おそらく存在する)を利用して、または、協力者が対局データを作成して、不正棋士本人の手をわずらわせることなく将棋ソフトにデータを入力する。
  • 将棋ソフトは、入力された各局面で、あらかじめ設定した時間内で最善と思われる次の一手を計算し、得られた一手を、不正棋士本人当てにメール等で送信する。
  • 不正棋士は、ここぞという局面で、休憩でトイレや別室に行き、スマートフォンを用いて将棋ソフトが選んだ次の一手を見る。
これなら、ちょっとした時間の退室で、充分にコンピューターの助けを借りることができます。特に、終盤の読みであれば、かなりの助けになるでしょう。

メールの代わりに、公開された掲示板などに投稿するようにすれば、閲覧履歴を削除するだけで、極めて足がつきにくい状況になります。

スマートフォンに将棋ソフトをインストールする方法では、いかにプロの棋士であっても、入力の手間がかかるでしょうし、スマートフォンの性能を考えると、割に合わないような気がしますが、この方法なら簡単に潤沢な計算資源で将棋ソフトが選んだ次の一手を使うことが可能です。

2016年10月2日日曜日

半分しか分からない

ちょっとトンチが効いたクイズを紹介します。

A、B、Cの3人で何やら話しこんでいる。Cは会話の内容をすべて理解したがA、Bの2人はそれぞれ半分くらいしか分からなかったという。でも3人とも満足気な顔だ。これは一体どういうことだろうか。

どういうことでしょうか?答えは









いいですか?

AとBはそれぞれ違う母国語の人で、Cは両者の通訳だった。

 お後がよろしいようで